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    韓国最大のウェブエージェンシーFID、日本現地法人設立

    02/08/30 15:08

    ブロードバンド先進国韓国の最大規模ウェブエージェンシーFID(韓国ソウル、社長 金志勲)が日本法人を 設立、本格的な日本市場開拓にのり出した。
    同社は1998年の設立以降、韓国のブロードバンドブームに乗り急速に成長、正社員数 250名、ウェブサイト制作関連売上高12億円(2001年12月期)、純利益が2億5千万円に達する韓国最大のウェブエージェンシーとして金融、通信、 流通、自動車、化粧品、ドットコム企業など300社以上のウェブサイトを開発してきた。同社はウェブ関連ソリューション開発をはじめユーザビリティテスト ルームを設置し、実際にユーザテストを取り入れてウェブサイト制作を行っている。韓国代表企業が顧客の80%以上を占める当社はサムスン、LG、現代など 韓国代表規模のeERPサイトを構築、韓国最大の携帯電話会社SKテレコムのインターネット統合サイトなどの開発実績により2001年度韓国最高ウェブ エージェンシーに選定された。 また、同社は日本法人開設と同時にドイツのフランクフルトに現地法人を設立、フィリピン、インドネシアなどにも事務所を設立、ヨーロッパとアジア市場攻略に積極的にのり出している。 日本法人は㈱イー・フュージョン(東京、渋谷)。資本金は5千万円。代表取締役社長は本社出身の姜在鎬(30)が就任した。今年3月まで外資系広 告会社I&S/BBDOのIT担当常務理事を勤めていた吉岡清隆氏を顧問として迎え入れるなど業界専門のスタッフを採用、日本での事業展開のため の本格的な体制を整えた。
    先進的なウェブマーケティング技法と成功事例を武器に攻撃的な営業を展開する計画を持つイー・フュージョンは日本でウェブサイト の制作だけでなく、韓国eCRM関連ソリューションの販売及びコミュニティサイトの運営にものり出す計画である。
    最初の製品として、HTMLメールの大量送信、反応分析に特化した「eFUSION Prestomail」をリリースし、日本市場のHTMLメール拡散にのり出している。今年の目標売上高は4億円。 アメリカ、韓国などに比べ、SIPSモデルがまだ定着していない日本で韓国発ITベンチャー企業が旋風を巻き起こすのか注目される。