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2016年3月2日

【iPhone】風呂で使うためのアレコレ

一日の終りに風呂に入ってゆっくりできると疲れの取れ方が違います。そんなとき風呂で読書なんかイイですねぇ。ただ、湿気に満ち満ちた風呂場に本を持ち込むと、当然のように湿気で紙が延びてしまって・・・という経験をされた方もいることでしょう。
Xperia Z Ultraはやめられない、そのワケ」に書いたように、読書や録画TVやhuluなどを見る手段として防水機能が充実したXperia Z Ultraが大本命として活躍中なわけですが、このお風呂スマートフォンの一角にiPhoneが食い込めないかと、写真のようなものを入手してアレコレというトライアルをしました。
WaterProofCase-box
友人がiPhone5cをなにも防御対策をせずに風呂場に持ち込み、水がかからない位置に置くスタイルでお風呂iPhoneにチャレンジ。その結果、見事マイクだったかスピーカーだったかをダメにしたという実話があります。言うまでもなく、スマートフォンに直接水がかからないまでも風呂場の湯気や湿気は大敵です。上記Xperiaをはじめ、日本製Androidデバイスには防水機能を備えた機種がありますが、iPhoneのラインナップには防水対応モデルはありません。しかし、風呂など水場でiPhoneを使いたいという需要はかなりあるものと思われ、近くのダイソーやCan☆Doといった100円ショップに行くと、スマートフォンを入れて使う透明のジップロック袋を売っています。
WaterProofCase100yen ← 100円ショップのジップロック袋スタイル
100円ショップ入手のジップロック袋は以前から使用していますが、今回は一念発起してこれらの上を行くシッカリとしたiPhone専用防水ケースを入手してトライしてみましたので、当サイトをご覧の方々の参考になればと披露いたします。

まずインターネットでどのようなiPhone用防水ケースがあるのかざ〜っと眺めてみました。全厚9mmという薄さを売り物にしているケースもあれば、防水はもちろんいかなる衝撃にも耐えるようなヘビィデューティな物まで千差万別。風呂で使うのに手軽そうなという理由で冒頭の写真の物を入手しました。
WaterProofCase-open ← 箱を開けると出てきた本体がこれです。
画面のように見えるのは画面を印刷したiPhone6 Plusダミーの厚紙です。
開けると折りたたんだマニュアル、ダミー画面厚紙、専用イヤホン出し用コード、画面拭き布、ストラップ、メーカシンボルのレッドペッパー型プラスティック片が入っていました。
WaterProofCase-body ← マニュアルは取出し済
入っていたマニュアルは英語と中国語ですが、記述が丁寧でわかりやすい内容。こういうところが買う前に一番知りたかったところなので、見てもらえるようにしました。参考としてご覧ください。
Case-manual-1st ← クリックすると別ページで大きく表示
Case-manual-2nd ← クリックすると別ページで大きく表示

誰でも知りたいところは、TouchIDの部分やマイクやスピーカー音を外界とやり取りするために開けてある穴の防水処理でしょう。
Case-hole-front
TouchIDの穴には薄い透明のフィルムが、マイクやスピーカー用の穴にはメッシュシートが貼り付けてあり、イヤホンとライトニング用の穴にはパッキング機能のある蓋が付いていて、オレンジ色の縁取りは防水機能の要となるゴム製Oリング。キッチリとした防水対策になっています。
Case-hole-back
これで実際にTouchIDも使えますし、防水機能を維持したままマイクもスピーカーもちゃんと機能しました。

実戦配備の前に、まずは防水テストをせよ!とマニュアルに書いてあります。
Manual-Water-test ← テスト方法は親切丁寧
30分水没の防水テストを実施、当然ながら無事に合格したので実際にケースに組み込んでみます。ケース前面側に向かってiPhone6s Plusを押し込んでいきます。
WaterProofCase-setting
それほどキツくありませんがユルユルでもありません。このときのコツは、iPhone本体左側(写真は裏面から撮影しているので本体右側)についているサイレントスイッチを、ケース横に着いている操作ノブ裏側の溝の合わせて滑りこませることです。これをちゃんとやらないとケースに入れてからサイレントモードの切り替えができません。
残念ながら、これはマニュアルには書いてないココだけの有益情報です。併せて有益情報をもう一つ。気になっていた保護ガラスが貼ってあっても影響があるかないか、やってみて確認しました。0.33mmのガラスを張った場合と張らない場合と試してみましたが、影響なしで太鼓判。

こうして防水iPhone6s Plusが完成しました。
WaterProofiPhone-ready

総合評価として、コレは使えます。
TouchIDはもちろん、画面タッチも3Dtouchも見事に動作します。風呂でTV録画しておいた動画を楽しませてもらいました。電話も掛けてみて、ちゃんと風呂の外の世界と会話OK。サイレントモードの入り切れができ、スリープボタンもしっかり機能、電源を切って入れることもできます。
使えないところは一切なし、それでいてケースに入れた状態で全厚が12mm。ストラップホールも付いて、この防水ケースに入れたまま日常使いもできるなど、最初思っていた以上に使えることがわかりました。着脱もマニュアルにあるようにコインを使って端から開けることで防水Oリングを痛めることなく開けることができ、無理なく何度も着脱できる構造です。
唯一のアレッは、ケースの透明シート越しに操作する画面タッチが今一つ緩い感じなことくらい。これは使う側にとては結構大事な要素なので、基本が防水仕様であるXperia Z Ultraと比べると、残念ですがそこが一段落ちます。もし防水仕様のスマートフォンを持っていない方でしたら、風呂にはこの種の防水ケース+iPhoneをお奨めします。

最後に100円ショップで買ったジップロック袋との比較。100円ですからコストパフォーマンスと手軽さはジップロック袋の勝ちで、防水性能と耐久性については防水ケースの勝ち。そもそも100円ショップのジップロック袋は、風呂などで水がかかっても大丈夫というレベルの物なので、比較してゴメンナサイですね。

次世代あたりで防水iPhoneが登場とかいう噂、期待しています。

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