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2018年6月15日

Android PはiPhoneを超えるのか

2010年、Nexus OneとiPhone 4登場

iPhone 4を追いかけるようにGoogleから初の純正デバイスとしてNexus Oneが登場したときから、Androidは登場からiPhoneを追いかけてきた、と言って過言でないでしょう。
今でも手元に両方あるので、この稿を書くに当たって充電して触ってみましたが、両方共手の平にすっぽり入って親指は画面の隅から隅まで自由自在、なんと使いやすいことか。
しかし、懐かしさを振り払って一人のユーザとして2台を比べてみると、画面をタッチして指を滑らせたときのヌルヌル感からして大きな差が・・・。
話しは逸れますが、現在このオフィスで一番酷使されているスマホは、なんと2011年発売のiPhone 4Sです。iPhone4SではiOS9.3.5が最新OSですが、充電ドックに刺してイヤホン端子にアクティブスピーカーをつないで、radiko.jpで朝から晩まで某局を流しっぱなし状態です。
以前はiPhone 5あたりを使っていたのですが、役割から常時充電しっぱなしにした結果、英語ではpregnantとよく表現するようですが、バッテリーが膨らんで裏蓋を押し上げて浮いてしまった状態となり、そのまま使い続けるのは危険なので、今はまだpregnantにならないiPhone 4Sに落ち着いています、余談でした。

弊社のBGM

あれから8年、2018年6月のAndroidとiPhone

今、手元のEssential Phone PH-1で動いている最新のAndroid P(9)パブリックベータ版はなかなか良い感じ。
もちろん、まだベータ版なので普通に使うことをお勧めするものではないものの、直前の版であったAndroid8.1正式版に対して、なかなか使い勝手が考えられていて個人的にはこちらの方が好きなくらい。

それに対するiPhoneは、まだiOS12パブリックベータ版が出ていないので、iOS11.4正式版が比べる相手となりますが、iPhoneとAndroidでは目指しているところが違うとかいう理屈はここでは置いておいて、使い勝手として両方ともキーボードとしてGboardを入れて使っている私個人には、ほぼほぼ甲乙つけがたいところまで来ていると言ってよい使い心地になっていると感じます。

 

日本では不利なAndroidアプリ企画、開発

日本でAndroidアプリを企画したり開発するのに大きな障害があるのをご存知でしょうか。英語が・・・とか言う話ではなくて、次世代Android OSが動く環境を手に入れるのに大きな壁がある、ということです。

今手元で動いているAndroid PはEssential Phone PH-1ですが、他にAndroid Pパブリックベータを試すことができるデバイスはコチラの一覧にあるように、普通に簡単に手に入る感じではありません。

そして、このリストの中からどれかのデバイスを入手しようとしたとしても、
総務省のホームページに『技適マークが付いていない無線機は、「免許を受けられない/違法になる」恐れがありますので無線機を購入・使用する際は十分ご注意下さい』とあるように、日本の法律(電波法と電気通信事業法)で合法的に利用できるデバイスは、日本の技適マークを取得したデバイスの中から探すことになるわけです。

上記Android P対応一覧の中で、一番候補になるであろうGoogle純正Pixel/Pixel2は元々日本では販売していません。
そして、もし手に入れたとしても技適マークが付いていないそうなので、法律的には国内で電波を出すことはできないのです。

そんなこんなで私が調べたところEssential Phone PH-1には技適マークが付いていました。だから、こうして手元にあるわけです。

※技適マークのある証拠

余談(人によっては良い情報)

本稿を見るまでもなく、ネットを徘徊して歩けばすでに色々とAndroid Pの情報は出回っていると思います。
しかし、せっかくここまで来ていただいた方に向けて、私が手元にあるEssential Phone PH-1にAndroid Pを入れるのに当たってネットに見つからなかった情報を一つ提供しましょう。
一言、Android Pで「torne mobile」問題なくちゃんと動いていますよ!

 

今回はここまで、続きは次回に

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